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楽天市場が「 AdWords 目標広告費用対効果 (tROAS) 」を導入し、Google 検索の広告経由利益を 15% 拡大

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目標広告費用対効果 (tROAS) 」に基づく入札とは、目標として設定された広告費用対効果を考慮しながらオークションごとに入札単価を自動的に最適化し、コンバージョン値(売上や利益など、コンバージョンの価値)の最大化を目指すAdWords スマート自動入札戦略です。

 

このたび、「目標広告費用対効果 (tROAS) 」のアルゴリズムが大幅に改善し、より的確なコンバージョン値をオークションごとに予測できるようになりました。これにより、コンバージョンの定義や価値が異なるビジネスにおいて、目標とする広告費用対効果をもとに、これまで以上にパフォーマンスの最適化が見込めるようになります。


今回は楽天市場が、この新しい「目標広告費用対効果 (tROAS) 」に基づく入札を活用し、Google 検索の広告経由利益を 15% 改善した事例をご紹介します。

 

導入背景


同社では、入札するキーワードごとのクリック単価を最適化する運用では、利益の最大化には必ずしも結び付いていないのではないかという問題意識がありました。

 

そこで、アルゴリズム改善前にも「目標広告費用対効果 (tROAS) 」の導入を試みましたが、目標とする広告費用対効果は達成しつつも広告配信量が期待に見合わず、本格的な導入は見送っていました。


しかし、今回アルゴリズムの大幅改善をうけて、改めて「目標広告費用対効果 (tROAS) 」を一部試験的に導入しました。

 

結果


キャンペーンの下書きとテスト」を活用することで、「拡張クリック単価(eCPC)」を活用したクリック単価最適化と「目標広告費用対効果 (tROAS) 」を同じ条件下で トラフィックを分割して実施しました。結果として、Google 検索の広告経由利益は15% 改善を達成。売上については 67% という大幅な成果を上げることができました。

 

* 下図参照、最適化エンジンの学習期間が終了後、7 日間で集計

casestudy-rakuten1.png図:施策前後での広告経由利益、売上額の比較

 

今後の展望


「当社の企業規模から、大きな施策変更を行うことは非常に大変です。一方で、業界の先駆者として、こうした最新の価値あるソリューションは、率先して導入していきたいと考えております。その意味で、下書き機能を活用して統計的有意性を意識しながらテストできたのは、社内の合意形成に非常に役立ちました。今後は、Google の “AI ファースト” というキーワードにもあるように、自動入札にどのようなデータ(オーディエンスデータ・生涯顧客価値データ)を加味させ、より売上げ・利益拡大をすることができるかを検証していきたいと考えております。」

楽天株式会社 楽天市場事業マーケティング部

サーチエンジンマーケティンググループ マネージャー 近谷 康氏

 

casestudy-rakuten2.jpg楽天株式会社 ECカンパニー マーケティング部 サーチエンジンマーケティンググループ Group Manager 近谷 康 氏、リスティングチーム Assistant Manager 門田 志穂 氏、リスティングチーム 坪井 佳子 氏、住谷 誠 氏

*PDF 版の事例はこちらからダウンロードできます。


楽天株式会社

(URL:https://www.rakuten.co.jp/

  • 「イノベーションを通じて、人々と社会をエンパワーメントする」を理念に、E コマース、FinTech、デジタルコンテンツ、通信など、70 を超えるサービスを展開し、世界10 億以上のユーザーに提供。
  • 楽天市場は、同社の「楽天エコシステム」の中核をなす、インターネット通販が楽しめる総合ショッピングモール。

Posted by:  

小林 淳 - シニア アカウント マネージャー

水谷 嘉仁 - 検索広告 / UX ソリューション スペシャリスト 統括部長