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「Google アナリティクス 360」でできることと、データドリブン マーケティングにおける今後の展望

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2018 年 あなたのビジネスを成長させるために、デジタル マーケティングにまつわる先進のテクノロジーを学びましょう。

 

前回の記事では、AdWords と Google アナリティクスを連携することで実現できる、真にデータドリブンなマーケティングのためのヒントを説明しました。今回は、さらに豊富な機能を備えた、有料版「Google アナリティクス 360」の紹介と、データドリブン マーケティングにおける今後の展望について説明します。

 

Google アナリティクス 360 でできること


Google アナリティクス 360は、無料版 Google アナリティクスよりも多くのツールと連携でき、Google Cloud Platform と連携してビッグデータを活用できることも、特徴の 1 つです。

 

無料版でもさまざまなデータを集約することができますが、Google アナリティクス 360 では、ユーザーごとのオンライン上の行動データを統計解析ツールにつなぐことで、ライフ タイム バリュー(LTV) を算出することができます。これにより、優良顧客に対して LTV の最大化を測る広告施策につなげられるようになります(図 1)。SMBDay-19-1.png図 1: Google アナリティクス 360 で取得したデータを元に、 pLTV(Predictive Lifetime Value:LTV 予測) を統計的に予測する

また、既存顧客のみならず、新規顧客の獲得にも有効です。優良顧客の特性をビッグデータと付け合わせることで、類似ユーザーを導き出し、広告配信に生かすことができるからです。このように、集約したビッグデータを分析し、顧客層をリスト化することで、AdWords などの広告配信を効率化できるのが Google アナリティクス 360 の大きな強みです。

 

そして、AB テストツール「オプティマイズ 360」が利用できるのも特徴の 1 つです。たとえば、Google アナリティクス 360 で定義した特定のユーザーに対して、特別なデザインのページを見せることができるようになり、より個人に適したコミュニケーションを実現できます。

 

Google アナリティクス 360 により実現する、これからのマーケティング事例


中古車買取・販売のガリバーを手がける、株式会社IDOM(イドム)様による、Google アナリティクス 360 の導入事例を紹介します。

 

同社は元々データ分析に強みを持ち、オンラインやコールセンター、店舗など、ユーザーとのさまざまな接点において改善を進めてきました。ところが、どうしてもそれぞれの接点での個別最適になってしまい、最後の成約が伸び悩むという課題を持っていました(図 2)。SMBDay-19-2.png図 2: 株式会社IDOM 様が抱えていた課題

Google アナリティクス 360 の導入後、Google アナリティクス 360 のオンラインデータと、自社の CRM データを Google  Cloud のツールに集約し、機械学習によって分析したところ、来店につながりやすいユーザーの特定の行動を導き出しました。分析によって特定のユーザーが数値として見えるようになったことで、各接点において重要なユーザーに対するアプローチを強化し、結果、粗利が 300% も向上するなど大きな成果を挙げました(図 3)。SMBDay-19-3.png図 3: 課題解決のイメージ

このように、企業が持つオンライン・オフラインの各データと、Google の各マーケティング プロダクトをつなぐ架け橋、ハブとなるのが、Google アナリティクス 360 の役割です(図 4)。SMBDay-19-4.png図 4: Google アナリティクス 360 が実現するマーケティング活動のイメージ

 

データドリブン マーケティングの今後


企業が扱うデータ量がますます増えていく将来、企業のマーケティング活動においては、全体の 1 施策であるデジタルではなく、デジタルの基盤の上に店舗やコールセンターが存在するという意識に変革しなければなりません(図 5)。SMBDay-19-5.png図 5: 「モノ」を売るから、「コト」を売る組織へ

加えて、ユーザー単位で施策の最適化をする上では、強固なデジタル プラットフォームの存在は欠かせません。Google アナリティクス 360 は、そのための解の 1 つとなりえます。

 

最後に Google アナリティクス 360 を活用するためのステップを記載します(図 6)。ぜひ皆様のマーケティング活動にお役立てください。SMBDay-19-6.png図 6: Google アナリティクス 360 活用のステップ

 

まとめ


  • Google アナリティクス 360は、無料版 Google アナリティクスよりも多くのツールと連携できる
  • Google Cloud Platform と連携して、ビッグデータ分析に基づく顧客リストを制作。そのリストは AdWords、DoubleClick などの広告配信にも活用できる
  • Google アナリティクス 360 のオンライン データと、コールセンターや店舗での接点のデータ(CRM)を組み合わせて分析することで、マーケティング活動の全体最適が可能となる
  • データが価値を持つ時代において、強固なデジタル プラットフォームの存在は欠かすことができない

すべての記事の一覧はこちらからご覧ください。


Posted by

浜 朝希 - マーケティング テクノロジー営業部 セールスマネージャー

高橋 建人 - 広告営業本部 ビジネス・インサイトチーム プリンシパルアナリティカルリード