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Google AdWords の自動化の導入で「コンバージョン 2.6 倍増・作業工数 75% 減」と大幅な改善に成功

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株式会社じげんは、アルバイト求人(アルバイト EX)や転職(転職 EX)、住まい探し(賃貸スモッカ)といった、ライフイベント領域に特化したウェブサイトを複数運営しています。ライフメディアプラットフォーム事業と銘打ったこれらのウェブサイト上で、ユーザーは必要な情報を一括して検索、応募、問い合わせることができます。同社では、サービス開始時から Google AdWords を活用して堅調に売上を伸ばしてきましたが、近年では AdWords の自動化関連機能の導入によって、さらに高い成果を上げるとともに運用工数の削減にも成功しています。

 

導入の背景


同社のライフメディアプラットフォーム事業は、ユーザーからの応募や問い合わせに応じて広告主から報酬を得る、B to B to C のビジネスモデルです。コストを抑えて新規の顕在層ユーザーを獲得するために、同社ではサービス開始当初から Google AdWords を活用しています。

 

一般的に求人を探すユーザーは、「短期バイト ✕ 地域名」など、キーワードを細かく掛け合わせて検索することが多いといいます。検索連動型広告なら、こうしたニーズに細かく対応できるため顕在層の刈り取りがしやすいのです。しかしその一方で、キーワードの種類が多岐にわたり、運用の作業工数が膨大になるという悩みを抱えていました。

 

「これまではキャンペーンごとに入札単価調整を行ったりと、1 日の半分を運用業務に費やしていました。弊社は全部で 20 以上のウェブサイトを運営していますが、担当者は 3 名しかいません。少数精鋭で成果を上げることを重視しているので、運用にかける時間は死活問題です。また 2008 年のサービス開始から 2013 年の上場を経て、今後は潜在層に対してサービスの認知を広げることに時間を使っていく必要がありました。」(進藤様)

 

実際の施策


社内で運用体制を作り、AdWords を利用して堅実に売上を向上させながらも、運用工数を削減するための抜本的な改善方法は見つかっていない状態でした。転機となったのは 2015 年の夏に、Google の担当者から「動的検索広告(DSA)」と「目標コンバージョン単価制」の導入を勧められたことでした。

 

通常 AdWords の運用においては、担当者がキーワードを検討して手入力するため、場合によっては膨大な手間と時間を要します。そのうえ、入力していないキーワードに対して広告は出稿されず、ページを追加するたびに都度キーワードも追加しなければなりません。しかし動的検索広告であれば、広告主のランディング ページのコンテンツに基づいて広告とキーワードが自動生成されるため、同社のように多数のニーズに対して個別のランディングページを持っている広告主にとって大きなメリットがあります。

動的検索広告のイメージ動的検索広告のイメージ

進藤様は、導入に際して若干の不安もあったと話します。

 

「設定自体はものすごく簡単でよかったのですが、今までは自身で考えて手動で行ってきたのに、簡単な操作のみで本当に成果が出るのかどうか不安はありました。そのため、最初はテストとして一部に導入しました。すると、1 週間足らずですぐに成果が上がっていきました。」

 

この結果を受けて、徐々に自動化の導入の割合を高めていきながら、自身はヘルプページを参照するなどして、自動調整のロジックの理解を進めました。さらには、広告カスタマイザ* を導入し、地域や勤務条件等ロングテールの検索語句へも網羅的に対応を可能とすることで、さらなる効率化を進めていきました。

 

* ユーザーの検索語句や利用端末、位置情報や時間帯に合わせて、広告文を自動で抽出・カスタマイズできる機能。個別のユーザーに合わせた広告文を自動で挿入できるため、運用の効率化にもメリットがある

 

導入の成果


自動化の導入を進めた結果、2016 年 12 月には、費用対効果を維持しながら前年同月比でコンバージョンが 2.6 倍に増加。今まで捕捉しきれていなかったロングテールの検索語句からも多くコンバージョンが取れるようになりました。成果はそれだけに留まらず、最も大きかったのは、以前から課題だった作業工数の削減でした。

 

「これまでは半日近くを入札単価の調整などに充てていましたが、これら自動化の機能は一度設定してしまえば、細かく調整する必要がありません。今では 1 日で管理画面を見る時間は 1 時間もないくらいです。特にキーワードごとの入札単価調整にかかる時間は大きく減りました。これまでは個別にクリック単価を細かく設定していましたが、目標コンバージョン単価制によって、キャンペーンや広告グループ単位で自動的にクリック単価を調整できるようになったためです。」(進藤様)

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求人系のウェブサイトで成果を上げたことを受け、その後はほかのウェブサイトでも自動化のテスト導入を進め、徐々に成果が出てきているといいます。今では AdWords 経由の売上が、全体の 4 割を占めるまでになっています。工数削減によって生まれた時間を、今後自社サービスの認知を広げていくという事業全体の目標に有効活用できる点を考慮すると、自動化によるメリットは売上の数字だけでは測れないほどの影響があるといえます。

 

お客様からのコメント


自動化の導入で大きな成果を上げた理由を、進藤様は次のように話します。

 

「弊社の売上は、セッション数 ✕ コンバージョン率 ✕ 平均単価(クライアントからの成果報酬)で算出されます。AdWords でどれだけのコンバージョンを獲得すればいいかが明確なので、目標コンバージョン単価制のように自動で調整してくれる機能がマッチしたと考えています。また、膨大な数のキーワードに対応しなければならない弊社にとって、工数の削減という点で自動化のメリットは大きかったと考えています。」

 

今後は求人以外のウェブサイトでも自動化を推し進め、潜在層へのサービスの認知獲得に多くの時間を使いたいと進藤様は話します。

 

「潜在層にリーチするために、ディスプレイ広告も活用していきたいと考えています。顕在層をいかに安く獲得するかというのも重要ですが、それだけだと尻すぼみになってしまいます。潜在層向けにリーチする施策を使って、顕在層向けの施策とうまく循環するような仕組みを作り、すべての人々がより良く生活するための選択肢を見つけられるサービスを提供していきたいと考えています。」

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Posted by 鄭由以 レミ - 広告営業本部 アカウントストラテジスト