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【けんさくラボ】不動産業界の検索トレンドから

不動産業界の検索トレンドから

アベノミクスや 2020 年の東京オリンピックの影響で活況の不動産業界。今回は不動産に関わるGoogle検索のトレンドの中から、特に注目すべき事柄をピックアップして紹介します。

 

加速が進むモバイルシフト

今回のリサーチでは「賃貸」「新築マンション」「新築戸建」など、キーワードを 7 つのカテゴリに分類して比較していますが、いずれのカテゴリにおいても、モバイルデバイスによる閲覧が急激に伸びています。

 

モバイルシフトがもっとも進んでいる「賃貸」のカテゴリを見てみましょう。 2012 年 1 月には全体の 40% に満たなかったのが、2014 年 10 月には 60% を超えています。そのほかのカテゴリでも約 3 年間で 10 〜 20% の増加。今後さらなる伸びが予想され、 Google 検索におけるモバイルフレンドリーアップデートと相まって、ウェブサイトのモバイル対策はいずれのカテゴリにおいても喫緊の課題と言えそうです。インターネットをビジネスに活用するなら「モバイルファースト」の考え方は、もはや避けて通れません。

 

 

▼ スマートフォン比率の変化(スマートフォン検索数/全検索数)


 

QueryTrends_15Q1-6-2.png ※モバイルフレンドリーアップデート=ウェブサイトがスマートフォン対応をしているかどうかを、モバイルでの Google 検索におけるランキング要因とするもの

 

 

 

次にモバイルデバイスの検索割合をカテゴリごとに見てみましょう。もっとも高い「賃貸」のカテゴリは、若年層のユーザーが多いと考えられます。一方、新築マンションはモバイルデバイスによるアクセスが低い傾向にあり、これは企業側のモバイルサイト対応の遅れや、情報との接点がチラシや OOH などのオフラインメディアが多いという背景が推測されます。

 

▼ 領域別のデバイス比率( 2014 年 10-12 月)


 QueryTrends_15Q1-6-1.png

 

週末にはモバイルデバイスでの接触が急増

ユーザーがウェブサイトに接触する際の主なデバイスの傾向は見えてきました。それでは、ユーザーの「行動」はどのような傾向があるのでしょうか。

 

次のデータは「住宅展示場」「モデルルーム」それぞれに関連する検索キーワードを、利用デバイスと曜日ごとにまとめたものです。やはり、どちらもスマートフォンとタブレットでの接触が、週末をピークにして変動していることが分かります。

 

▼ 左「住宅展示場」関連検索の曜日分布( 2014 年)と右「モデルルーム」関連検索の曜日分布( 2014 年)


 QueryTrends_15Q1-11.png

 

しかも、週末の検索上昇は雨が降るとやや抑制される傾向にあります。例えば「週末に家族で出かけた際に、ついでに近くの展示場やモデルルームに立ち寄ろうと検索する」といったように、外で検索を行っているケースが多いのではないかという仮説が立てられます。さらにキーワードに地名や企業名などの具体的な言葉が含まれていれば、より検討の進んだユーザーであるとも考えられます。

 

検索のトレンドからユーザーの行動を可視化できれば、ユーザーと自社との重要な接点、すなわち Micro-Moments がどこにあるかを知ることができます。この例で言えば、週末にユーザーのアクションを促進する上でも、モバイルキャンペーンやモバイルサイト最適化が重要であることが分かります。

 

※ Micro-Moments =「何かをしたい」という意図が生じたとき、すぐに目の前にあるデバイスを使って調べる・買うといった行動を起こす瞬間のこと

 

曜日と検索行動の相関については、こちらのページで詳しく説明しています。また不動産検討者の「住みたい街ランキング」も併せてご紹介しています。こちらは実際に検索されているキーワード(現実的に住みたい街と言えます)を元にしたランキングなので、一般的なアンケートによる人気ランキング(理想の住みたい街)との違いが見えて興味深いですよ。



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