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Google AdWords 学習資料
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【12/17/2013 の投稿】【Google AdWords公式フォーラム連載:2013 年を振り返る その2】 利便性・戦略性の向上、そして初心。

 

12/17/2013 に里村 仁士さんが旧サイトに投稿した記事を管理者権限で再現しています。

 

連載2回目を担当する里村です。

 

2013年を振り返ると、まず浮かんだことは「エンハンスキャンペーン」になります。

導入当初は戸惑いもありました。

 

■デバイス入札比率

『スマホ配信-100%は出来るのに、なぜPC配信-100%は出来ないのだろうか?』

(※スマホの入札比率と入札設定によって、限りなくPC配信を減らすことは可)

 

個人的にはこの仕様が腑に落ちていませんでした。

今までは、デバイス別にキャンペーンを分けて、

キーワードごとにデバイスの結果に合わせた入札調整などを行っていたので、

まとめられる事に当初は抵抗がありました。

 

但し、広告グループ単位でデバイス比率の調整もできたので、

実質キーワードごとの調整も可能であり、結果的には管理しやすくなりました。

希望を言えば、デバイス単位での一覧結果が、もう少し見やすくなると便利かなと感じています。

(デバイスごとの結果は管理画面上では「分割」機能で見ることができますが、スマホだけの結果一覧等)。

 

 

■お気に入りの機能

エンハンストキャンペーンの機能で個人的なお気に入りはサイトリンクです。

 

・曜日/時間帯/デバイス別に訴求を設定可能。

・広告グループ単位でも設定可能。

・拡張サイトリンクで説明文も表示可能。

 

細分化した訴求戦略が可能になり、商材の特徴に訴求を合わせることで、

より効果的な配信が行えます。

 

 

Adwords機能全般に言えることですが、

『細分化戦略を簡易的に行える』ところが魅力的でもあります。

 

このような機能を使いこなすか、知っているだけで終わるか。

その結果は成果という数字に反映されるのではないでしょうか。

 

最近では掲載順位の指標として、

広告表示オプションが考慮されることも発表されましたので、

より重要な位置づけになりそうです。

http://adwords-ja.blogspot.jp/2013/10/blog-post_24.html

 

 

■マルチスクリーン環境

エンハンストキャンペーンを展開化する意義として、

マルチスクリーンの時代に応じたことが挙げられていました。

 

スマートフォンの普及率は年々が上がっていて、

如何にスマートフォンユーザーを取り込めるかということも、

戦略としてより重要になりました。

 

Google Analyicsにおいては、Universal Analyticsを一般公開して、

マルチデバイスのユーザー行動を計測する機能が使用できるようになりました。

このマルチデバイスの流れに沿って、

Adwordsにおいては、リマーケティング対象ユーザーとして、

デバイスを超えたターゲティングが行えるようになることが、

近い将来実現するのではないかと、個人的には予測・期待しています。

 

その他、電話計測の精度も注目です。

 

電話番号オプション、電話計測コンバージョンタグでは

クリック、タップの計測は可能ですが、正確な発信までは計測できません。

工夫された外部サービスはありますが、課題はまだありそうです。

 

スマートフォンのCVRが低くても、

電話発信やPC検索の間接効果として貢献している場合もありますので、

一概に他デバイスと比較が難しい所もあります。

 

これらの貢献度が分かりやすく、かつ正確性が増すと、

戦略としての配信精度の向上が期待できそうです。

 

 

-------------------------  まとめ・所感  -------------------------

管理の利便性、配信の戦略性などの進化を実感した2013年ですが、

原型を見つめなおすと、

 

『特定条件のユーザーに広告を出して、興味を持ってもらい流入』

→『サイト流入後、さらに興味を持ってもらいコンバージョン』

 

このシンプルな原型というのは今後も続くのかなと思います。

流入最適化が図れても、流入先のサイトがニーズにマッチしていなければ、ベストパフォーマンスは期待できません。

最適化されたサイトに対して、流入ユーザーがサイトのニーズにマッチしていなくても同様です。

 

基本を疎かにせず、ユーザー目線に立ち、

俯瞰的に問題点を洗い出し、シンプルに解決しにいくこと。

 

色々な事ができるようになりましたが、

その反面、このような基本的なことがより大切だなと、

初心を気づかせてくれるような年でもありました。

 

2014年もワクワクしたいです。




概要 仁士 里村

サーチマーケティング会社「Bruce Clay Japan」にて SEM マネージャーとしてリスティング運用、サイト分析、人材育成など多岐に渡る業務に従事する傍ら、イベント演出、舞台制作コンサルティングなど社外でも幅広く活動中。