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Google AdWords 学習資料
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GAと連携した際にディスプレイ広告の「メディア」を「display」にする方法

GAとAdWordsの自動連携について

GoogleアナリティクスとGoogle AdWordsは親和性の高いプロダクトです。実際、Googleアナリティクスのヘルプページにも

 

AdWordsアカウントとアナリティクスプロパティをリンクすると、広告クリックやインプレッションからサイトでのコンバージョンに至るまで、ユーザー行動の全体像を把握できるようになります。

https://support.google.com/analytics/answer/1033961?hl=ja より引用

 

という記載があるように、GAとAdWordsをリンクすることで、広告のインプレッションからコンバージョンまでの一連のユーザー行動を可視化できるため、AdWordsキャンペーンの最適化に役立ちます。

 

また、その他にもAdWords管理画面内で「直帰率」「平均セッション時間」「ページ/セッション」といったサイト上の指標を見ることができたり、高度なリマーケティングリストを利用できる、などのメリットもあります。

 

自動連携の課題

GAとAdWordsの自動連携は便利ですが、いくつかの課題もあります。その課題の1つに「自動連携した際、AdWords経由のトラフィックのメディア名が全て「cpc」になってしまう」というものがあります。

本当はディスプレイキャンペーンのトラフィックはメディア名を「display」にしたいけれど、手動タグを利用することによるデメリットと比較すると、少し不便な部分はあるが「cpc」のまま利用している、という方もいらっしゃると思います。

 

課題を解決する「ビューフィルタ」のテクニック

では、GAとAdWordsの自動連携を使いながらもディスプレイキャンペーンのトラフィックのメディア名を「display」に変更する方法を紹介したいと思います。

 

Googleアナリティクスの計測値を書き変えるために使われるのは、ビュー設定の中にある「ビューフィルタ」と呼ばれる機能です。この機能を使って、「流入元がGoogle AdWordsのディスプレイ広告だったら、メディアをdisplayにする」という設定を行います。

 

まず、そのための前提条件として今回紹介する方法では、

  • Google AdWordsとGoogleアナリティクスのリンクが済んでいる
  • ディスプレイ広告のキャンペーン名に「ディスプレイ」という文字を含めている

こととします。2つ目については、フィルタ作成時のルールとして利用するための文字列ですので、実際には「Display」という文字であったり、他の文字であっても構いません。



まずは、ビューフィルタを作成するまえに、Googleアナリティクスヘルプを読んで、フィルタの作成方法を再確認してみましょう。

 



では、ビューフィルタの作成方法の基本が分かったところで、今回の「流入元がGoogle AdWordsのディスプレイ広告だったら、メディアをdisplayにする」ためのフィルタ設定を行いましょう。



ステップ1

フィルタ作成画面で「+フィルタを追加」ボタンをクリックします。

 

ステップ2

「ビューにフィルタを適用する方法を選択」で「新しいフィルタを作成」を選択、「フィルタ名」に分かりやすい名称(ここでは「GDNのメディアをdisplayに変換」としています)を付けます。

 

ステップ3

「フィルタの種類」で「カスタム>詳細」を選択します。

 

ステップ4

  • 「フィールドA -> 引用A」の「フィールドを選択」欄で「キャンペーンのソース」を選択し、テキストボックスに「google」と入力。
  • 「フィールドB -> 引用B」の「フィールドを選択」欄で「キャンペーン名」を選択肢、テキストボックスに「ディスプレイ」と入力。
  • 「フィールドBは必須」のチェックボックスをONにする。
  • 「出力先 -> 構成」の「フィールドを選択」欄で「キャンペーンのメディア」を選択し、テキストボックスに「display」と入力。

 

2つ目の「キャンペーン名」は、Google AdWordsのキャンペーン名のルールに合わせて指定してください。

 

ステップ5

保存ボタンをクリックし、フィルタを適用させます。

 

ステップ6

少し時間が経過してから、Googleアナリティクスに計測されているデータにおいて、意図した通りにフィルタが適用されているかを確認してください。

 

フィルタの設定内容については、下記のキャプチャも合わせて参考にしてみてください。Capture_20170403_1845.png

 

 

 

 



まとめ

今回紹介したフィルタ設定は、「AdWordsディスプレイ広告のメディア名をdisplayにする」方法でしたが、この方法を応用することで、計測される「参照元」「メディア」「キャンペーン名」を自由に書き変えることが可能です。

 

「こんな書き変えを行ってGoogleアナリティクス上でキャンペーン管理を行いたい」などにニーズがあり、やり方を相談したい場合は是非、Googleアナリティクス公式コミュニティでご質問ください。





概要 Ryota YAMADA

2010年大阪府立大学・理学部卒業。大学卒業後は、プログラマーやシステムエンジニアを3年半経験した後に、Webマーケティング(アクセス解析やWeb広告など)業界に関わるようになる。現在は、プログラマー経験を活かして、AdWords Script/APIのプログラムコード開発、Googleアナリティクスのトラッキングコードのカスタマイズ、Googleタグマネージャといったテクノロジー領域の推進に取り組んでいます。本ブログ「SEM Technology」では、GA/GTM/AdWordsのマニアックなテクノロジー領域の情報を発信しています。 高度なタグ開発をもっとも得意領域としており、導入サイト1つ1つに合わせたタグ設計を行います。過去の実装実績には「拡張eコマース」「Measurement Protocol」「データインポート」など日本における事例が少ない実装を経験しています。 2017年06月以降は、株式会社プリンシプルにて「データ解析エンジニア」として働きながら、フリーランスとしての活動も行っています。